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兵庫県立大学地域ケア開発研究所
兵庫県公立大学法人 兵庫県立大学
地域ケア開発研究所 UNIVERSITY OF HYOGO
Research Institute of Nursing Care for People and Community

078-925-9605

日本語普及?活用

在日外国人との円滑なコミュニケーションのための看護場面におけるやさしい日本語普及?活用促進

研究期間:2020年4月 – 2024年3月

研究メンバー

  • 地域ケア開発研究所:竹村和子
  • 東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科:谷口麻希
  • 医療法人回生会宝塚病院:西内陽子
  • 岡山大学学術研究院保健学域:相原洋子
  • 関西医科大学看護学部:髙橋芙沙子
  • 一般社団法人やさしいコミュニケーション協会:黒田友子
  • 愛知医科大学看護学部:淺野いずみ

事業名:日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)

やさしい日本語とは、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです(出入国在留管理庁,?文化庁, 2020)。私たちの研究班では、看護場面において、やさしい日本語の利用促進を目指した対話集の開発と、やさしい日本語の普及?活用促進を目的とした活動を行っています。
日本政府の外国人人材受け入れ拡大政策により、外国にルーツを持つ人々が、全国各地に急増している一方で、適切な保健医療福祉サービスを受けられない実態もあります。特に保健医療福祉分野では、言葉の壁の問題を低くしていく必要があります。長年、医療通訳制度の確立が取り組まれてきましたが、財源確保の問題や、医療通訳者育成等に課題があり、普及には多くの問題や解決のための時間を要しています。そこで、医療通訳と両輪で活用できるのがやさしい日本語です。医療通訳を使うほどではない場面や、ゆっくりわかりやすく話せば通じる人とのコミュニケーションでは、やさしい日本語はとても役立ちます。

主な研究?活動は以下の通りです。

①母子保健活動において保健師?助産師が外国人とコミュニケーションをとる中で困難を感じた場面(研究)
②子育て中の外国人の親が、支援職とコミュニケ―ションをとる上で困難を感じた場面(研究)
③看護職へのやさしい日本語普及および活用の場の提供(外国人対象健康相談会と連動した活動)
④看護場面におけるやさしい日本語対話集の開発

<出典>

出入国在留管理庁,?文化庁?(2020).?在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン,?https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/92484001.html
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この研究は、科学研究費助成事業 基盤研究C(20K10637)の助成を受けて実施しています。

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