2024.11.01 | 意識啓発取組
神戸情報科学キャンパス分室では、さまざまな立場の教職員学生が、グローバル化が急速に進む社会における異文化の違いや多様性が求められ、尊重される時代をどう生きていけばよいのか、を自分事として取り組んでいく指針となり、参加者のビジョンを広げる機会として、京都精華大学元学長で情報館長、大学院デザイン研究科教授のウスビ?サコ教授を講師に迎え、ダイバーシティ&インクルージョンセミナーを開催しました。ウスビ?サコ教授はアフリカ?マリ共和国の生まれで、自身のアイデンティティを「マリアンジャパニーズ(マリ人であり日本人)」と表現し、日本の多様性を象徴する存在として、国内外の多くのメディア?講演会で活躍されています。講義は、バンバラ語、英語、フランス語、中国語、関西弁を操るマルチリンガルのご自身の体験も交えて、グローバル化する社会の中で人間はどう生きるべきか、多様性と文化の役割について考え学ぶ内容でした。参加者からは、「講演内容についてとても有意義だった」「英語だけではないグローバル化に進めば良い、「問う」力を大学で再構成することの大事さを認識した」等の意見がありました。